フィンランドのモダンデザインArtek その3
フィンランドではセカンドハンドの家具の方が値段が高く、ヴィンテージと呼ばれています。
時を経て、使い込まれていくうちに木肌に深みが出てきます。フィンランド人は経年劣化の傷や変色を味として高く評価します。
北欧の空間に対する価値観の中に、"Less is more"という考え方があります。モノが溢れすぎて、本当に何が必要なのかを見失ってしまう社会では新鮮な価値観だと思います。ただ断捨離をしてモノを捨てるのではなく、一つのモノを長く愛するということに価値を見出すのです。
↑↑ こちらのスツールは700ユーロ。
ちなみに新品のものは485ユーロです。
家具と一緒に年を重ねるのが北欧のライフスタイルです。